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重量鉄骨造の家とは
重量鉄骨造の家について
重量鉄骨の鋼材(厚さ6mm以上の構造用鋼材)を柱や梁・桁に採用し、それらの組立て部分の接合部をボルトや溶接で結合したラーメン工法の住宅を重量鉄骨造の家と呼んでいます。
重量鉄骨造は、2世帯住宅や大空間を採用したい住宅に適した工法です。
地震についての考え方
もっとも地震が起きやすい場所に日本があります。
だから地震に負けない強い構造が必要です。
地震・津波に強い重量鉄骨造の家
日本はその位置、地形、地質などの自然的条件から地震や津波・台風や豪雨などによる災害が発生しやすい国土です。
頑丈な重量鉄骨は地震や津波などの災害から生命や財産を守ってくれる信頼度の高い構造体です。重量鉄骨は極めて強靭な鋼材を素材として組み立てた構造体ですので、力学的性能は非常に優れており、また鋼材の機械的性質は木材、コンクリートなどの他の建築構造材より明快です。部材設計法もかなり理論的に形成されていますので安心できます。
津波についての考え方
津波をともなう地震は建物に大きな被害を与えます。
そんな時、防波堤のような頑強な基礎が建物や住む人を守ってくれます。
重量鉄骨造の家が強い理由は基礎にあり
地震に強い建物は、頑固な基礎と強靭な骨組にあります。
構造体の中でも基礎の役割は木造でも鉄骨造でも重要な箇所です。特に重量鉄骨造の家の基礎は木造のものと違い1本の柱に1個の基礎、また、それらをつなぐ地中梁から成り立っていて、小さな女性の背たけくらい地中深くに埋め込みます。
防音・遮音についての考え方
家屋内で家族同士でも気になる生活音があります。
振動させない床がそれを解決してくれます。
高い防音性能は2世帯住宅にもオススメ
暮らしの中には大小さまざまな音が存在します。
昼間の生活音や騒音は夜になると意外と気になるものです。
時にはそれらがストレスの要因となり人間関係を阻害する一因にもなってしまいます。生活音や騒音の感じ方は、個々の聴力・音の主観・音の必要性によって個人差があります。音に関する問題は複雑で感情的で身体的苦痛が主体となるので「迷惑音」なのか判断が難しくなります。
隣近所のお付き合いが浅い生活スタイルの中でのトラブルは今後増えていくこと想定し、特に「家族」と「家族」が生活する世帯に必要な条件だと考えています。
火災についての考え方
火災はいつ起こるかわかりません。
火災に強い外壁が延焼から私たちを守ってくれます。
火災にも強いALC外壁を使用
1995年1月17日の阪神・淡路大震災のような大規模な地震は、建物の倒壊はもちろんですが、大きな火災をも引き起こしました。あちこちで発生した小さな火はまたたく間にひとつの大きな火となって短時間で人や財産を灰にしてしまいました。
「目の前の人を助けることもできずただ呆然と立ち尽くす」
このようなさんたんたる光景からもわかるように、火から家を守ることの大切さが必要です。
断熱についての考え方
火断熱効果の高い住まいが「省エネ」と「快適」の両立を実現してくれます。
高気密・高断熱で快適に
「暑さ、寒さのストレスから解放されて、いつも快適に過ごしたい」という理想の住まいを実現するのが断熱と気密された家です。
断熱と気密を重視することで、冷暖房に頼り過ぎなくでも年間を通して快適な室温を保つことが可能です。
普通の暮らしが省エネルギーになり、冷暖房費の節約になること、そして地球温暖化の原因となるCO2排出量の削減への貢献にもつながります。また冬場の家の中の温度差が小さくなることで結露しにくくなり、人に、住まいに、地球に優しい暮らしを実現します。
間取りについての考え方
軽量鉄骨造や木造ではできない大空間を重量鉄骨造が叶えてくれます。
耐震に全く影響しない安心の大空間
今までの住宅は、生活スタイルが変わっても一旦建ててしまうと、なかなか後から間取りを変えたりするには構造上限界がありました。
この構造上の限界を超えたのが、「スケルトン&インフィル」と言う考え方です。
後から動かすことが不可能な骨組みや外壁を「スケルトン」、後で動かすことが可能な内装や設備を「インフィル」と呼び、このふたつを分けて考えることによって、間取りの自由度を高くすることが可能になります。
それを可能にしたのが重量鉄骨造の家です。
重量鉄骨の構造体は壁の制限を受けないので、木造や軽量鉄骨造でできない大空間をつくることや自由な間取りや窓の配置が可能になります。
重量鉄骨造の家は、インナーガレージが欲しい、広々としたLDKが欲しい、1Fに駐車スペースが欲しいなどさまざまな要求を満たしてくれる構造体となっております。
白アリ被害についての考え方
白アリ被害から建物を守るには、安心の白アリに喰われない構造を。
白アリに強い重量鉄骨造の家
シロアリはどこにでもいます、これはいたしかたないこと。
通常シロアリは土の中で生活するためあまり目に触れることはありませんが、人間にとって大切な財産である住宅はシロアリの食糧でしかありません。
そのシロアリはいつも建物の下など地面の中に巣をつくって住んでいます。シロアリから家を守るには、建物に侵入してきても喰われない構造対策をあらかじめとっておくことが肝心です。
※木造においてもシロアリ被害を少なくする設計、万が一の場合でも早期発見できる当社独自の工夫を全棟行っております。
デザインについての考え方
機能をそこなう意匠はデザインではありません。
意匠は機能と共存してはじめてデザインと言えます。
室内で鉄骨が見えるデザインも・・・
日本は遙か昔から木の文化の国と言われてきました。
世界文化遺産に登録された奈良の「法隆寺」の建築群はその代表でした。
木は日本民族の歴史に深く根をはり、日本人の心に深く宿り続けています。この当時から日本最古の「法隆寺」にはすでに飛鳥時代のものと思われる和釘(鉄)がたくさん使われていました。
鉄は他にも器や農耕器具など道具として、また槍や刀など武器として広まっており、それらは皆、鍛冶屋職人の技によって、ひとつひとつ丁寧に手作業でつくりこまれていました。
このような伝統ある鉄と木の素材を住宅のインテリアとして取り入れることにしました。
たとえば、鉄の強さと木のぬくもりを融合させた部屋でランプの灯りをともして一杯のコーヒーを飲む。
ご要望を大切にあなただけの味わいある空間を提案いたします。
居心地のよい住まいの考え方
居心地のよい住まいは、日々のお手入れのしやすさが重要なポイントです。
お手入れしやすい機器にこだわっています。
近年、働く女性が増えており、女性への負担は大きな問題を抱えています。
旦那様が家事や育児にかかわる意識が増えたと言っても、奥様の負担がゼロになることは難しいのが現状です。特に日本の女性の家事時間は他国に比べてダントツに長くなっています。
当然、注文住宅の場合はお客様の暮らしに合わせて間取りをつくっていくのでそれだけでも無駄な時間や負担を大きく削減することが可能です。
その上で片付けやすさや汚れの落としやすさなど、ストレスを感じにくい設備機器(お風呂やキッチン)、素材選びに配慮して家づくりを行います。
住宅管理についての考え方
居心地のよい住まいは、日々のお手入れのしやすさが重要なポイントです。