House building

高気密・高断熱・パッシブ設計

健康で快適、
冬暖かく夏涼しい家づくり

全棟HEAT20(G2~G3外皮基準)仕様

全棟断熱等性能等級6以上取得
※長期優良住宅は等級5

全棟温熱計算実施

全棟気密検査実施

ZEHを超える断熱性能、HEAT20の家

静岡県、富士市・富士宮市・沼津市で注文住宅を設計・施工している広栄住宅では、長期優良住宅基準の断熱最高等級4やZEH(ネットゼロエネルギーハウス)基準を上回るHEAT20 G2以上に適合する断熱性能の住宅を提供しております。

HEAT20の家

外皮性能(UA値 W/㎡K)

※温度差が外と室内で1℃(1Kケルビン)あった場合に、1㎡の壁から逃げていく熱量Wの値です。逃げていく熱量の数値ですので小さい方が高性能となります。

長期優良住宅(断熱等級最高4)・・・0.87 W/㎡K

ZEH・・・0.6 W/㎡K

HEAT20 G1・・・0.56 W/㎡K

HEAT20 G2・・・0.46 W/㎡K

HEAT20 G3・・・0.26 W/㎡K

※省エネ地域区分6、7地域

HEAT20とは

「20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」

長期的視点に立ち、住宅における更なる省エネルギー化をはかるため、断熱などの建築的対応技術に着目し、住宅の熱的シェルターの高性能化と居住者の健康維持と快適性向上のための先進的技術開発、評価手法、そして断熱化された住宅の普及啓蒙を目的とした団体です。

20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会

高断熱住宅のメリット・デメリット

断熱性能は家をつくる際にきちんと設計・施工すれば一生その性能が(メンテナンスフリーで)持続します。冬は暖かく、夏も断熱材によって外の暑い空気が屋内に伝わりにくくなります。

一方で、屋内の空気が外に逃げにくいため、日射(太陽の光)を意識した設計を行わないと、夏場に日射熱が室内に取り込まれ、暑くなってしまいます。

当社では間取りを作成する段階で太陽の動きをシミュレーションして、季節ごとに日射がどれくらい部屋に入るのか?を検討しながら窓や庇、軒などの検討を行っております。また、高断熱化した住宅は屋内が暖かくなるため、断熱の施工や気密の施工がきちんとなされていないと、見えない壁の中で温度差が発生し、結露が生じる原因になります。結露が生じると、腐朽菌が発生し、構造材が腐ったり、シロアリのリスクが高くなったり、木構造が劣化することで結果的に耐震性にも影響を及ぼします。それを防ぐためにはきちんとした気密や断熱の施工はもちろんですが、壁の中に湿気を入れない設計、万一入った場合も湿気が外気側に抜けやすい設計がとても重要です。

断熱ブームの一方で知識不足による設計・施工でカビや結露、シロアリの被害が増えております。長期的な視点からも安全で性能の高い設計・施工を徹底しております。

パッシブ(デザイン)設計

広栄住宅では、自然の力、風や太陽の力をできる限り利用したパッシブ設計(パッシブデザイン設計)を大切にしています。

パッシブデザイン設計
パッシブデザイン設計

パッシブ設計(パッシブデザイン設計)とは

建築の設計手法のひとつ。特別な機械装置を使わずに、建物の構造や材料などの工夫によって熱や空気の流れを制御し、快適な室内環境をつくりだす手法です。

パッシブ設計には入念な現地調査が基本になります。太陽光や風の通り、周辺の環境調査はパッシブ設計においてとても重要な要素です。

当社では、日射をなるべく利用した、快適で家計にもやさしい設計を行います。

気密性能に関して

高気密の住宅は先述したように、高断熱化された住宅には特に必要です。高気密を初めて聞いた方は、息苦しそうと思われるかもしれませんが、普段生活しているときは(換気扇や給気口の)穴が常時あいており、息苦しさは全くありません。

高気密の住宅は、法で義務付けられている24時間換気を行うための給気口と排気口(換気扇など)以外のムダな穴をなるべく減らして、計画通り新鮮な空気を入れて、汚れた空気や湿気を排出する状態をつくりたい、ということです。

気密性のメリットまとめ

1天井と床の温度差が少なくなって快適になる。

2壁の中の通気が減り、壁体内の結露(カビや腐り)のリスクが少なくなる。

3計画換気が計画通りになり、きれいな空気を保ちやすくなる。

・・・などです。
デメリットは、何もしていない家よりは、施工に手間暇、コストがかかるくらいです。それでも安全・安心な家づくりには必要ですので、きちんと施工を行い、全棟第三者の気密測定検査を行っております。