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富士市にて引渡前の気密測定を行いました

中西です



先日、ご依頼いただいた物件のwallstatのシミュレーションと、

許容応力度計算が完了致しました。


wallstatのシミュレーションも、お施主様に見ていただくと一瞬なのですが、

シミュレーションの回数50回以上・・・。


ベストな組み合わせを見つけるのにかなり時間を費やしました。



許容応力計算、wallstat(ウォールスタット)それぞれ違う計算なので、

両方行うことで、より安心した設計が可能です。








そして、富士市にて先日行った気密測定試験は、計算というよりは、

現場がどこまできっちりと穴を塞げたかという試験なので、

大工さん、電気屋さん、水道屋さん、太陽光発電業者さん、監督さん

みなさんの協力によって出せる数値です。



空気を入れる給気口、空気をはき出す排気口以外の部分を出来る限り塞ぎ、

きちんと計画換気が出来るようにすることが目的です。

又、不必要な穴が少ないことで、壁体内で結露するリスクも少なくなります。



C値という数字で表現されますが、1.0がマンションと同等の隙間で、

1.0を切ることが望ましい(高気密)となっております。



床面積1㎡あたりの隙間の面積㎠(〇.〇㎠/㎡)

隙間が小さい方が良いため、小さほうが良い数値となります。





気密測定も第三者の検査です。

自社では測らないので、いつも緊張感をもっての計測です。



今回の現場はC値0.4でした。



間取りによって数字が出やすい、出にくい、引き戸を採用しているなど

色々な要件がありますので、毎回同じ数字にはなりません。


現場での地道な作業ですので職人さん、監督に感謝感謝です。





また、気密の数字さえよければ良いというものでもなく、

壁体内で結露しないような断熱構成が大切です。


また、手っ取り早く気密がとれる断熱工法もありますが

その他のデメリットがある場合もありますのでよく話を聞いて判断してください。













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■ 広栄住宅一級建築士事務所

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