2022/07/03
中西です。
富士市にて施工中の現場にて、太陽光発電(ソーラーパネル)の設置が完了しました。
今日からしばらく曇りの日がつづきそうですが、
6月末で猛暑日になり、晴れた日の暑さがとても厳しいです。
我慢せずに、しっかりとエアコンを使用してください!
と言いたいのですが、電気も節電してくれという事態でとても困った状況です。
エネルギーを全て電気でという流れには一長一短があり、賛否両論あると思いますが、
空調だけは、やはりエネルギー効率のよいエアコンを利用したいところです。
そして、夏の暑い日に相性が良いのが、この太陽光発電です。
夏の太陽は冬よりも屋根面に直接あたりやすく、暑くなる(晴れた)日ほど発電量がふえます。
暑い日は発電した電気で、エアコンが使えるので、
気分的にも我慢せずに昼間からエアコンをつけやすく、
その冷えた空気のおかげで、発電出来ない夜間の電気の使用量も削減できます。
また、屋根面が太陽光発電(ソーラーパネル)のおかげで暑くならないので、遮熱の効果も抜群です。
※写真を撮った曇りの朝でも太陽光発電(ソーラーパネル)がない部分は少し熱く、
太陽光発電(ソーラーパネル)の下は熱を感じませんでした。
※太陽光がない場合でも断熱材があり、断熱の工法によっては小屋裏換気や通気層がありますので
太陽光発電(ソーラーパネル)が遮熱として、絶対必要ということではありません。
今回の現場では、LIXILの「建て得」を利用しており、
約10kwのソーラーパネルを設置しておりますが、
本体の部分は実質無料で設置出来ました。
LIXILの建て得は10年間は売電収入は得られませんが、
発電中の電気は全て使用できる仕組みになっています。
自分で購入すると、売電収入約250~300万円は最低でも必要で、
それに対する住宅ローンの利息も加わります。
購入した場合でも最終的にかけた初期コスト分はもどってはきますが、回収までに時間がかかります。
どちらが良いかは別として、初期費用がかからないとなると、初年度から得になりますし、
元を取るには?という思いをしなくてすみます。
※購入する場合と「建て得」を細かく計算したものがありますが、長くなるので今回は割愛いたします。
又、LIXILの「建て得」を利用する場合で、ガルバリウム鋼板の立平葺の場合、
屋根面に釘を貫通しなくても太陽光発電パネルを設置出来るので、
雨漏りなどが不安な方も安心して利用いただけると思います。
ここまで太陽光発電のことを会話してきましたが、
基本的には冷暖房費がかかりにくいように、断熱、気密の性能を確保することが大切です。
また、弊社の施工エリアである富士市や沼津市、富士宮市は冬の日差しが多いので、
冬の日差しを取り込める設計や夏の日差しを遮る工夫が特に有効です。
その後に太陽光発電や全館空調設備を検討するのが良いと思います。
※中にはどうしても屋根に太陽光発電設備を載せるのが嫌だという方もいらっしゃいます。
そういった方には太陽光発電以外でも光熱費を抑える方法がありますのでお問い合わせください。
建材の高騰や高性能化で建築費が上がる中、
太陽光発電(ソーラーパネル)を検討される方で
初期コストを抑えたい方はLIXILの建て得を検討してみてはいかがでしょうか?
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富士市で「高気密・高断熱・高耐震」注文住宅を設計・施工する工務店
■ 広栄住宅一級建築士事務所
静岡県富士市比奈493-1
0545-34-1409
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