2020/04/16
中西です
富士市にて建築中の、「塗り壁×ガルバの家」、
基礎工事が完了しました。
この日は大工さんが、土台をならべる位置を出すために作業をしてくれていて、
写真に図面が写っています。
下記は、基礎完成までの流れです↓
ベタ基礎のベース部分(1回目)のコンクリート工事直後の様子です
下記は、ベタ基礎の立ち上がり部分(二回目)のコンクリート工事の直前です。
被り厚さといって、鉄筋の両サイドはコンクリートの厚みがしっかりと確保されていないといけません。
※ベタ基礎底面(上記の写真)の部分は6cmを確保
※立ち上がり部分(下記の写真)の部分は4cmを確保など
基礎の厚みは15cm(12cmが最低基準)で設計・施工していますので、鉄筋13mmを2本としても十分に余裕はありますが、鉄筋が綺麗に並んでいるかどうか、工事部長、一級建築士がダブルでチェックします。
もちろん僕も写真を撮っているので見ております(^^)
2回目コンクリート工事の様子です。
黄色いミキサー車でコンクリートを運んで来て、
赤いポンプ車がコンクリートを奥まで圧送します。
コンクリートにも強度の設計があります。
設計した強度に余分を見た強度+暑い時期や寒い時期の割増強度
でコンクリートを発注します。
又、寒い時期は保温したり、コンクリートが固まる途中で凍結しないように注意します。
夏場は特にコンクリートが熱くなりすぎて一気に固まり過ぎないように散水するなど、
状況に合わせた施工を行う必要があります。
設計だけでなく、施工がきちんとしていないと設計の強度が出ません。
設計・施工の両方が大切な理由はこういった部分です。
もっと細かく突っ込むとコンクリート工事だけでもまだまだあります。
「基礎の幅が15cmで特別!」←特別ではない
「120mm(4寸)の柱で強い!」←これだけでは強いとは確定できない、柱の本数が少ない場合は負荷がかかりやすい
一見なんとなく良さそうな情報も冷静に見るとそうではない場合が多いので注意が必要です。
では。
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