2018/01/20
いつもありがとうございます
中西です
来週上棟予定の富士市の現場の様子です
構造計算された耐震等級3認定取得の基礎です。
雨が降ることが確実な場合は当然上棟は行いません。
なので晴れて欲しいです。
さて、今日は先日お客様より質問頂いた件についての話です
断熱材の良い悪いのハナシで、
「〇〇は難燃で火災に強い!みたいです、それと比べてどうですか?」
ということでした。
まず、断熱材のみの会話だけではない部分もありますがその話は置いておきます。
難燃ということは燃えにくい(難)のであって燃えないということではないこと、
その点だけで会話するのであれば不燃(不=燃えない)の方が良いということ。
各住宅会社にいくと採用しているものを誇張して説明するのでお客様がそういった
イメージになる事が多いようです。
ここらへんは全て鵜呑みにせず自分で冷静に判断してください。
燃えるから難燃をつけてなんとか不安を払拭したいのはわかりますが
難燃だけで火災に強いという表現は?です。
又、火災という大きいくくりから見てみると、土地購入、プラン計画の段階で
広い土地を買って、隣家と離して建てる
ことに予算を配分したほうがよっぽど安心です。
日本では失火責任法というものがあり、
お隣からのもらい火は、自分たちの火災保険で何とかしようというルールです。
失火によるもらい火は誰も保証してくれません。
※なるべく簡単に言っているのでご了承ください。重過失は別です。
家づくりは火災だけではありませんが、
今から家を建てる方はそんなところも考えて土地購入やプラン検討を行ってください。
只今建築中のK様も土地探しの段階からそんな会話を重ねてきました。
予算や土地の形状からやむを得ないケースもありますが、
そこそこ広い土地に自由に創る注文住宅をわざわざお隣にピッタリと
危険を増やすように建てる必要はありません。
※防犯上もベストではありません。
その土地の周囲に対する配慮も重要だと思います。
全体の会社がそういった配慮で
家を建てて行けば火災の被害も少なくなるし、万が一の時も逃げる時間が
長くなりより安全になっていくと思います。
住宅会社に行くと、当然家の性能やデザインの会話が多くなりがちですが、
それ以外の事(火災以外にも)も色々検討することがあります。
検討したとしても、何も問題が起きないと何も評価されないこともありますが、
こういったことが本当の安全・安心につながると思います。
住宅会社選びは色んな考え方の人(会社・営業マン)のなかで
どういった人にアドバイスを受けたいのか?
最終的には人と人のような気がします。
2月3日(土)にはろうきん富士ローンセンターにて
家づくりのセミナー講師を僕(中西)が担当します。
補助金の説明もしますがこういった内容も会話しますので
良かったらろうきんさんまでご予約下さい。
ではよい週末を!!
-地震に強い家専門店-
富士市比奈で「地震に強い」注文住宅を設計・施工する工務店
■ 広栄住宅一級建築士事務所
静岡県富士市比奈493-1
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